記事分類:雑記

2012年6月22日

佐賀一郎

この透明をあちらによけて

この透明は手元にのこし

好きな透明だけが目に入るように

 

徒労の香りまぎれなく

半 透 明

 

さかしらに横縞

不 透 明

 

閉じた瞼に

新 透 明

 

かえり咲き