2014年1月11日
いろいろな知識を吸収していく。春休み、夏休みはそういう時期だ。
しかし、これは自分の悪いところで、その行動がどうも野放図なものになりがちである。連想が連想を呼び、わらしべ長者……ならぬ、わらしべ貧者になりそうである。いずれにせよ前もって結末が分からないのが始末が悪い。念頭にあるのは来年担当する授業である。授業のために用意する知識が野放図になってはいけないのは、当たり前のことなのだが。
ここでふと、
さて、それはそれとして、混沌のスープである。我がスープは、スープというにはあまりに沈殿している。見通しは悪く、残念ながら火力も弱いようだ(のぞき込む仕草)。だが、時折、人と会話していたり考え事をしていたり、あるいは何も考えていなかったりしているとき、何かのはずみでかき混ぜられ(まるで神の手のよう)、ある様相を呈することがある。その様相をうつしとると(転写すると)、幻惑、疑惑、当惑。ないまぜに、それらしく、せわしなく、何かおいしそうなものに見えることが、ごくまれにある。
2014年1月11日
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